雅子さまは61歳の誕生日を迎え、心からのご感想を述べられました。今回のメッセージでは、特に日本の若者たちの活躍に触れ、米国メジャーリーグでの大谷翔平選手の54本塁打、59等塁の記録達成や、3度目のMVP受賞を称賛しました。彼の成功は、多くの日本人に希望と勇気を与えるものとし、日々の努力が新たな世界を切り開く姿勢の重要性を再確認させられます。
また、今年日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことにも触れ、戦後80年を迎える来年に向けて、被爆された方々の痛みや苦しみを思い起こし、平和な世界を築くためにはお互いの理解と協力が不可欠であると述べました。
皇室に関しては、先月、三笠宮家の高と新の日ゆり子殿下のご長寿を悼まれたことを伝えられ、特に交代殿下との婚約発表時に三笠宮に伺った際の温かいお迎えを懐かしく思い出されました。日頃のご厚情に対し、心からの感謝の意を示されました。
さらに、秋に骨折をされた上高号様の手術が無事に終わり、リハビリに取り組んでいらっしゃるとの報告に少し安堵されたと述べられ、両陛下の健康を祈る気持ちを表しました。雅子さまの誕生日に寄せる言葉は、国民に対する温かな思いと、未来への希望を感じさせるものでした。