連合、立民に別姓の早期実現要請 「進まないのは政治の怠慢だ」
連合の芳野友子会長は21日、立憲民主党の野田佳彦代表と党本部で面会した。選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める要請書を手渡し「女性が不利益を被っている。この課題が進んでいないのは政治の怠慢だ」と訴えた。
野田氏は昨年の衆院選公約で導入を訴えたとして「実現しなければいけない。力を貸してほしい」と述べた。近く国民民主党にも申し入れる。立民は週内にも制度を導入する民法改正案を衆院に提出する予定で、連合にはこうした動きを後押しする狙いがある。
ただ、自民党の保守派などが導入に慎重姿勢を示しており、今国会での成立は見通せていない。