【ロシアとウクライナ直接交渉】プーチン大統領は出席せず…首脳会談は実現しない見込み

ロシアとウクライナの直接交渉が、トルコのイスタンブールで15日に予定されているものの、プーチン大統領は出席しないことが確定しました。この事態は、長引く緊張の中での重要な交渉の場が実現しないことを意味し、国際社会に衝撃を与えています。

 

ロシア側は、メジンスキー大統領補佐官が代表団を率いると発表。彼は2022年の直接交渉でもトップを務めており、その経験を生かす形となります。しかし、ロシアは当初の閣僚級の出席を見送る決定を下し、実務者レベルにとどまることが明らかとなりました。このことは、交渉の進展が極めて困難であることを示唆しており、ゼレンスキー大統領の首脳会談実施への呼びかけも無駄に終わる可能性が高まっています。

 

ゼレンスキー大統領はすでにトルコに向かっており、ロシア側の出席者次第で今後の対応を決めるとしています。また仲介役のアメリカからは、ルビオ国務長官とウィトコフ特使が16日にイスタンブールに到着する予定です。しかし、ロシアの低い交渉姿勢が暗い影を落としており、今後の展開が不透明な状況が続いています。

 

国際的な緊張が再び高まる中、この交渉の行方は世界中の注目を集めています。各国の動きが今後の情勢にどのような影響を与えるのか、引き続き注視が必要です。

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