吉村知事が関西万博のインド館未完成問題に対して驚くべき開き直りを見せました。大阪府の吉村知事は、未完成のインド館を「サグラダ・ファミリアのようなもの」と例え、関西テレビの生中継中に「オープンしない方が逆に注目されるかもしれない」と冗談を飛ばしました。この発言は、万博開催までの時間が迫る中、インド館の進捗に対する疑問を一層深める結果となりました。
関係者によると、インド館の完成はあと3から4日とされているものの、以前には「明日完成」との公言もあったため、進捗状況は依然として不透明です。吉村知事は「次は1ヶ月後になるのでは」とも語り、現地ではスタッフが接客のリハーサルを開始しているとの報告もありますが、万博の成功に向けた期待は高まる一方です。
5月1日午前9時、ついにインド館が正式オープンする予定ですが、他の海外パビリオン、特にブルネイとネパールの進捗も気がかりです。吉村知事の発言は、未完成の名物として話題を集め続けるインド館の運命を暗示しており、「万博の目玉」としての役割を担うには程遠い状況です。
歴史的な万博の中で、未完成の状態で注目を浴びるパビリオンが果たしてどのような影響をもたらすのか、今後の展開に目が離せません。万博開催までのカウントダウンは始まっており、果たしてインド館はその名声を保てるのか、さらなる動向が注目されます。