民放各局がタレント・中居正弘に対する聞き取り調査を開始したことが明らかになった。これは、女性トラブルに関連する騒動を受けての措置であり、調査は取引先や人権侵害の有無を確認するために行われている。関係者によると、調査結果を基に、番組の打ち切りや中居の交番を最終的に判断するのは各局の編成担当者だという。
中居は現在、5本のレギュラー番組に出演していたが、全ての番組が休止や出演見合わせとなっている。日本テレビとテレビ朝日は、事態の不透明さを理由に出演を見合わせているが、具体的な判断は下されていない。視聴者や関係者からは、調査がアリバイ作りに過ぎないとの厳しい声が上がっており、「本当のことを言ったら芸能人生が終わる」との懸念も。
一方、フジテレビは過去1年半にわたりこの問題を把握していたにもかかわらず、中居を出演させ続けていたことが指摘されている。調査が行われる中、テレビ局の対応には疑問が残る。視聴者からは、「なぜ今さら聞き取り調査を行うのか」との批判が高まっており、業界全体が揺れている。
この騒動は、タレントのイメージやテレビ局の信頼性に大きな影響を及ぼす可能性がある。今後の展開に注目が集まる中、各局の対応が問われている。