フジテレビの港会に関する新たな事実が明らかになり、業界内外で大きな波紋を呼んでいます。最近公開された報告書によれば、同社の社長である港氏が主催した会合に、95人の女性アナウンサーが参加していたことが確認されました。この会合は芸能プロダクションとの交流を目的としたもので、2014年から2018年の間に少なくとも19回開催されていたとされています。
報告書によると、港氏は一部の芸能プロダクションとの交流を自ら主導し、女性アナウンサーとの接点を持つ機会を設けていました。特に、女性社員がチームを形成して参加することが推奨されており、これが交流会の活性化につながっていたとされています。参加者の中には、港氏との個別の会合が月に1回から3ヶ月に1回行われていたという証言もあります。
この問題は、港氏と女性社員との関係性に疑問を投げかけるものです。社内での公平な評価が難しくなる一方、参加した女性アナウンサーたちが自ら進んでこのような交流に参加する動機も取り沙汰されています。業界内では、女子アナウンサーが競争を経て得た地位が、他の目的で利用されているのではないかとの懸念が広がっています。
元フジテレビキャスターの安藤氏は、「そんな噂は聞いたことがない」とコメントする一方で、内部の実情を知る者としての見解には疑問が残ります。フジテレビの派手な社風が影響を及ぼしているのではないかとの指摘もあり、業界全体に対する信頼性が問われる事態となっています。今後、さらなる調査と透明性が求められるでしょう。