5月15日、東京都渋谷区の明治神宮会館で開催された全国赤十字大会に、敬宮愛子さまが参加され、その行動が多くの注目を集めました。愛子さまは、日本赤十字社の職員として赤いストラップを着用し、皇族の立場を超えて大会運営をサポートする姿勢が印象的でした。大会は朝8時から始まり、愛子さまはその3時間前に到着し、業務の内容や注意事項を確認されたとのことです。
全国赤十字大会は、赤十字社にとって最も重要なイベントの一つであり、全国から約16,600人が参加しました。愛子さまは、来場者の案内を担当し、初めて参加する方々にも丁寧に対応されました。母である雅子さまは、この重要な行事のために事前に準備を重ね、愛子さまもその場に同席されていました。これは、愛子さまが将来の公務に向けて着実に準備を進めていることを示す重要な機会となりました。
式典中、特に感動的だったのは、看護師の川瀬幸子さんのスピーチでした。彼女は、ガザ地区での医療活動について報告し、その言葉に多くの参加者が心を打たれました。愛子さまもその様子をモニターで確認され、川瀬さんの話に深く共感された様子が伺えました。
大会終了後、愛子さまは参加者の退場を見守り、最後の参加者が明治神宮会館を後にするまで丁寧に対応されました。愛子さまの謙虚な姿勢と献身的な働きぶりは、日赤の職員たちに深い印象を与えました。この経験は、愛子さまにとって将来の公務に向けた貴重な学びの機会となったことでしょう。