元TBSアナウンサーの吉田明世さんが、満員電車での痴漢被害を受けた経験を告白し、再び注目を集めています。この衝撃的な発言は、2020年1月に放送された日本テレビ系の番組「上田と女がDEPに吠える夜」で行われました。吉田さんは、学生時代に満員電車で後ろにいた男に胸を掴まれるという非常に不快な体験を語り、その瞬間の混乱と恐怖を伝えました。
番組のMCである上田深夜さんも、「そんなのどうにもできないよね」と同情の意を示し、スタジオ全体が痴漢被害の理不尽さを再認識する場面となりました。この告白は、多くの女性が同様の経験をしていることを考えると、勇気ある発言として評価されています。
さらに、吉田さんは過去にミノモン太さんとのセクハラ騒動についても触れました。2013年、彼女がTBSの朝の情報番組に出演中に起きたこの事件は、ミノさんが吉田さんのお尻に手を伸ばしたように見えるシーンが問題視され、ネット上やメディアで大きな騒ぎとなりました。当時の誤解を解くため、吉田さんは6年後に真相を明かし、エンディングの段取りでの遊び心が誤解を招いたことを説明しました。
吉田さんは、2016年にピル服用を公言したことでも話題となり、女性の健康に関する理解を深める重要なメッセージを発信しました。フリーアナウンサーとしての活動を経て、育児や仕事の両立に対する考え方をシェアし、同世代の女性たちからの支持を得ています。
今後の吉田さんの活動に期待が寄せられる中、彼女の経験や発言が社会の意識を変えるきっかけとなることを願っています。