みずほ銀行が衝撃の事実を発表しました。過去に貸金庫から顧客の資産が盗まれた可能性があることが18日に明らかになり、金融庁に報告されていたと関係者が伝えています。なんと、行員が関与している可能性も浮上しているのです。この窃盗事件は数年前に発生したとされ、その詳細や金額はまだ不明です。
テレビ東京の報道によれば、盗難が発生したのは2020年から2024年の間で、みずほ銀行の内部での不正アクセスが疑われています。広報担当者は個別の事案についてコメントを避けていますが、金融庁の加藤勝信金勇勝は18日午前の閣議後会見で「公表していない事案についてはコメントを控える」と語りつつ、貸金庫の管理体制を見直す必要性を強調しました。
全国銀行協会は、三菱UFJ銀行での事件を受け、全会員行に対し貸金庫の管理体制の点検を要請しました。関係者は「メガバンクでさえこのような問題が発生しているのだから、地方銀行の貸金庫はもっと危うい」と警鐘を鳴らしています。行員が顧客の金庫を簡単に開けられるようなシステムには、もはや信頼が置けません。
この事態は、顧客の信頼を揺るがすものであり、日本の金融機関の安全性に対する疑念を引き起こしています。今後の展開に注目です。