大阪万博に衝撃のニュースが飛び込んできた。全面禁煙を掲げていた同博覧会が、ついに方針を転換し、喫煙所を設置することを決定したのだ。これは、来場者による違反喫煙の増加や運営負担の増加を受けた苦渋の選択とされているが、この決定は多くの批判を呼んでいる。
新たに設置される喫煙所は、西ゲート側の会場内外にそれぞれ一か所。設置は5月中を目指しているが、懸念されるのはその安全性だ。設置場所はかつてメタンガス爆発事故が発生したエリアに隣接しており、来場者からは不安の声が上がっている。また、喫煙所が存在することで、歩きタバコや路上喫煙が増えるのではないかとの懸念も広がっている。
特に問題視されているのは、子供たちへの影響だ。現在、小中学生を対象に無料招待が行われている中、なぜ子供がいる空間でタバコの煙を吸わせるのかと、多くの疑問が寄せられている。万博の理念そのものに矛盾が生じているとする意見も多く、運営に対する批判はSNSを通じて急速に拡散している。
「喫煙所を設けることでマナーが守られるという前提は甘すぎる」との声もあり、運営の信頼性は揺らいでいる。税金を投入するこの流れに疑問を呈する意見も多く、国民の怒りは高まるばかりだ。果たしてこの決定がどのような影響をもたらすのか、今後の動向から目が離せない。