【ウクライナ最新戦況を分析】反転攻勢ついに開始“集落奪還”今後の展開は?独自取材“最前線”ウクライナ軍兵士「砲弾不足」も【深層NEWS】

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ウクライナの反転攻勢が始まりました。ゼレンスキー大統領が10日、カナダのトルド首相との共同会見でこの事実を認め、ウクライナ軍の領土奪還作戦が本格化しています。戦闘は激化しており、特に東部のバフムト周辺ではウクライナ軍がロシア軍に対して反撃を開始し、初めての戦果としてベリカのシルカ付近の集落を奪還したと発表しました。

しかし、現場では砲弾不足が深刻な問題となっています。ウクライナ軍の兵士は、ジャベリンやAT4などの対戦車兵器は十分にあるものの、毎日の消耗のために砲弾が足りない状況を訴えています。高橋氏によれば、砲弾の消耗戦が続いている中で、ウクライナ軍は限られた資源を効率的に運用せざるを得ません。

一方、ロシア側も対応を強化しています。プーチン大統領は、近代兵器の不足を認め、国内での武器生産を急ぐよう指示しました。戦況が厳しさを増す中、ロシアはイランとの軍事協力を強化し、攻撃ドローンの製造工場を建設中です。

ウクライナの反転攻勢は、今後数ヶ月間にわたって軍事的優位を確保する鍵となるでしょう。国際社会はその動向を注視しており、特に7月のNATO首脳会議に向けて、ウクライナがどのような成果を上げるかが焦点となります。戦局は日々変化しており、次なる展開が待たれます。

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