元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、フジテレビへのCM出稿を再開すべきだと強く訴えています。この発言は、週刊文春が報じた元タレント中井さんと20代女性の性的トラブルに関する内容の訂正を受けてのものです。橋下氏は29日にXを更新し、スポンサー企業が冷静さを取り戻すべきだと主張。現在、フジテレビでのCMを停止している75社のスポンサーに対し、平常に戻るよう呼びかけました。
週刊文春は、事件当日、女性がフジテレビの社員に誘われていたという内容を訂正。橋下氏はこれに対し、報道の信憑性と企業のコンプライアンス体制の重要性を強調しました。彼は、文春の訂正は評価すべきだが、フジテレビも同様に徹底した調査を行うべきだと指摘しています。
この問題は、フジテレビに対する信頼を揺るがすものです。スポンサー企業は慎重にならざるを得ず、一方で橋下氏は、CM停止の決定が過剰であるとも述べています。フジテレビの対応が不透明なままCMを再開するのは困難だとする声も多く、波紋を呼んでいます。今後、この問題がどのように展開するのか、目が離せません。橋下氏の発言が、業界にどのような影響を与えるのか、その行方に注目です。