フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、フジテレビを擁護する発言をしたことで炎上している。彼は自身のYouTubeチャンネルで、タレント中井正弘に関する女性トラブル報道について言及し、SNSでの憶測や誤情報が横行している現状を厳しく批判した。古舘は「ゴマカセる時代じゃない」と、テレビ界の姿勢に厳しい目を向けたが、その一方で中井の問題に関する真相が不透明であることから、安易な発言を避ける姿勢も見せた。
彼は、関係のない女性の写真が無断で流用されていることを指摘し、「目に余る」と怒りを露わにした。さらに、フジテレビに対するCM差し止めの動きについては、企業のイメージを守るための当然の流れであると理解を示したが、その一方で「残った企業への批判が向くのはおかしい」とも語った。
この発言は、メディアの責任を問うものであり、視聴者や企業の反応を巻き込む形で、さまざまな意見が飛び交っている。古舘は、公共の電波を使うメディアが、自らの不祥事に関しては沈黙を守るのはおかしいとし、国民全体の問題として捉えるべきだと強調した。
この一連の騒動は、フジテレビの信頼性を揺るがすものであり、古舘の発言がどのような反響を呼ぶのか、今後の動向に注目が集まる。メディアと視聴者の関係が再定義されるこの瞬間、事態はますます深刻化している。