天皇皇后両陛下が、大阪関西万博の開会式に向けて出発しました。この歴史的な瞬間が迫る中、両陛下は羽田空港を特別機で午前10時半に出発。万博会場の視察は、開会式前日の重要な行程です。
今回の万博は、皇室と深い縁を持つイベントであり、昭和天皇が1970年の大阪万博で開会を宣言したことが、今も語り継がれています。両陛下も幼少期に万博を体験しており、当時の思い出を振り返る姿が印象的です。2005年の愛知万博では、上皇様が開会を宣言し、皇太子時代の天皇陛下が名誉総裁として開幕のスイッチを押しました。このように、万博との関わりは親子三代にわたる伝統となっています。
明日の開会式には、両陛下と秋篠宮様が揃って出席し、天皇陛下が開会宣言を行う予定です。「世界との初めての触れ合い」として名高いこの万博が、どのような歴史的意義を持つのか、国民の関心は高まるばかりです。両陛下の出発は、万博に向けた期待感を一層盛り上げています。今後の動向から目が離せません。