雅子さまが黒いベール姿で喪主の彬子さまに声をかけるという、深い悲しみの中での出来事が報じられました。昨日、天皇皇后両陛下は、故三笠宮ゆり子様の墓所を訪れ、心を込めて玉串を捧げました。ゆり子様は今月15日に101歳で逝去され、両陛下は非公式に故人を追悼するために豊島岡墓地へ足を運ばれました。
午後2時45分、両陛下が墓所に到着し、喪主の彬子さまに優しく声をかけられる姿が目撃されました。ゆり子様は、18歳で皇室に入り、三笠宮様を支え続けた存在でした。彼女の遺骨は、75年連れ添った三笠宮様と同じ墓所に埋葬されています。
この訪問は、正式な葬儀には参列せず、皇室の伝統を尊重しつつ、私的な形で故人を偲ぶ重要な儀式となりました。続いて、愛子さまも赤坂御用地で行われた儀式に参加し、午後2時からは墓所で一日祭りが執り行われます。黒いベール姿の雅子さまと愛子さま、秋宮子夫妻など、皇族の方々がこの儀式に参列し、故人への深い敬意を表しています。
明後日29日には一般向けの追悼行事も予定されており、国民の皆様もともにゆり子様を偲ぶことができる機会となります。日本の皇室にとって、彼女の存在は永遠に色あせることはありません。