天皇皇后両陛下が豪雨被災地へ…犠牲者に黙とう捧げられる 被災者と懇談も 岡山訪問

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天皇皇后両陛下が豪雨被災地岡山を訪問し、6年前の西日本豪雨での犠牲者に黙祷を捧げました。この歴史的な訪問は、被災者への深い思いやりと復興への努力を示すものであり、地域の人々にとって重要な意味を持っています。

午後4時、両陛下は倉敷市馬町に到着。ここでは2018年の豪雨で74人が命を落としました。両陛下は、浸水被害を受けた地域の復興状況を視察し、土地を6メートルも高くした公園を訪れました。市長からは、川の氾濫の状況や町の復興の取り組みについて説明を受け、熱心に質問を重ねました。

「一番ご苦労なさったことは何ですか?」と、両陛下の問いかけに、被災者たちの心の内が語られました。犠牲者の追悼を行った後、両陛下は地域の復興に尽力してきた人々とも懇談し、温かい言葉をかける姿が印象的でした。

この訪問は、豪雨の記憶を新たにし、復興の歩みを共にする姿勢を示すもので、多くの人々に希望を与える瞬間となりました。両陛下は岡山での2日間の日程を終え、今夜帰京します。被災地の人々に寄り添う姿勢は、全国に感動を広げています。

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