天皇陛下と雅子皇后が、今週土曜日からイギリスを公式訪問することが発表され、両陛下が記者会見を行いました。この訪問は、エリザベス女王の死去により、当初予定されていた2020年から延期されたものであり、実に26年ぶりの天皇のイギリス訪問となります。両陛下は、この特別な機会に感謝の意を表し、自らの留学時代を振り返りながら、日英関係のさらなる深化を期待しています。
特に、両陛下が留学先として思い出深いオクスフォード大学を訪問することが注目されています。天皇陛下は、留学中の思い出を語り、テムズ川の美しい景観や学びの日々が今も心に残っていると強調しました。雅子皇后もこの訪問を楽しみにしており、愛子様の留学経験にも触れ、家族の絆を感じさせる発言がありました。
一方で、チャールズ国王のがん治療が続いている中、両陛下は王室メンバーの健康を気遣う姿勢を見せました。国王とキャサリン妃の回復を祈りつつ、両陛下は王室主催の晩餐会を含む、伝統的な歓迎式典の予定に向けて準備が進んでいます。両陛下は、22日に出発し、25日にはイギリスでの公式行事に参加、29日に帰国する予定です。日本とイギリスの長い歴史の中で、特別な意味を持つこの訪問が、両国の友好関係をさらに強化することが期待されます。