元兵庫県議員の竹内秀明氏が自宅で死亡しているのが発見され、自殺と見られています。この衝撃的なニュースは、18日夜に竹内氏の家族によって発見され、病院に搬送された後に確認されました。竹内氏は50歳で、兵庫県の元県民局長として知られ、昨年7月に作成した告発文書の内容を巡る議論に関与していました。
竹内氏は、県議会の調査特別委員会の委員として、元知事へのパワハラ疑惑を告発する文書の審議に参加していましたが、昨年11月に辞職。その後、SNS上での誹謗中傷に悩んでいたとされています。彼は2003年に姫路市から初当選し、19年の統一地方選挙で県議に転身しましたが、5期目の途中で辞職を余儀なくされました。
関係者によると、竹内氏はSNSでの攻撃に対して周囲に相談していたとのこと。この悲劇的な出来事は、兵庫県内の政治的な闇を浮き彫りにし、誹謗中傷がもたらす危険性を改めて考えさせられます。今回の事件を受けて、兵庫県の政治体制やSNSの影響についての議論が高まることが予想されます。
竹内氏の死は、単なる個人の悲劇に留まらず、兵庫県全体の政治の在り方に対する警鐘とも言えるでしょう。今後、このような事態が繰り返されないための改革が急務です。