中居正広氏が再び注目を集めている。芸能界引退から5ヶ月が経過した今、彼は第3者委員会の調査報告に対して強烈な反論を展開している。3月31日に発表された報告書では、元フジテレビアナウンサーが中居氏からの性暴力を受けたと認定され、事態は急展開を見せている。
中居氏は5月12日、代理人弁護士を通じて反論し、自身が6時間にわたって行ったヒアリングの内容が報告書に十分に反映されていないと指摘。証拠やヒアリング記録の開示を求めたが、第3者委員会はその要求を拒否。6月3日には「見解の隔たりが大きい」とのコメントを発表し、今後のやり取りを控える意向を示した。
中居氏の周囲では、彼が口止めされているのではないかとの疑念も浮上。記者会見を開かず、弁護士を通じての反論に終始している姿勢が、さらなる疑惑を呼んでいる。特に、彼の過去の言動と現在の行動との矛盾が指摘されており、名誉回復は困難を極めている。
「全ての責任は私にある」と言いつつも、今さら何を言っているのかという声も多い。中居氏は、圧倒的な権力差の中で自らの立場を守ろうとしているのか、それとも真実を語る勇気を失っているのか。彼の今後の動向から目が離せない。事件の真相を巡る論争は、ますます激化している。