【韓国で発見】“盗難”仏像 対馬市の寺に13年ぶり返還
衝撃のニュースが飛び込んできた!長崎県津市の観音寺に、盗まれてから13年の時を経て、完全音菩薩座像が帰還した。この仏像は2012年に韓国の窃盗グループに奪われ、翌年に韓国で発見されるも、所有権を巡る法廷闘争が続いていた。
昨年、韓国の最高裁判所が寺に所有権を認める判決を下し、ついに返還が実現。仏像は韓国の寺から慎重に梱包され、福岡空港へと送られ、今朝津島の港に到着した。観音寺の境内で待ちわびた信者たちは、感動の再会に涙を流した。
「とうとうこの日が来た。みんなのおかげで実現した」と、寺の関係者は感謝の気持ちを表した。完全音菩薩座像は今後、津島博物館で保管され、特別公開される予定だ。長い道のりを経て帰ってきたこの仏像は、地域の人々にとっての希望の象徴となるだろう。
この返還は、文化財の保護や国境を越えた信仰のあり方について再考させる重要な出来事である。観音寺の再生は、単なる物の返還に留まらず、地域コミュニティの絆をも再確認させるものだ。日本と韓国の関係に新たな光をもたらすこの出来事、今後の動向から目が離せない。