【こどもホスピス】小児がんや心疾患… 病気の子どもと家族の居場所設立への取り組み 宮城 NNNセレクション

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【こどもホスピス】小児がんや心疾患… 病気の子どもと家族の居場所設立への取り組み 宮城 NNNセレクション

宮城県仙台市で、病気を抱える子供たちとその家族のための「こどもホスピス」設立に向けた緊急の取り組みが進行中です。地域型のこの施設は、医療の枠を超えた「第二の我が家」としての役割を担い、子供たちが自由に遊び、学び、交流できる空間を提供することを目指しています。

現在、仙代川大平協会の集会室で行われているこの活動は、病気や障害を持つ子供たちとその家族が集まる貴重な場です。医療従事者やボランティアが支援し、ストレスを軽減するためのサポートが行われています。名古屋裕子さんは、県立子供病院での看護経験を活かし、設立に向けた理解を深める活動を続けています。

しかし、全国にわずか2箇所しかないこの施設の設立には数億円の資金が必要であり、資金調達が大きな課題となっています。名古屋さんは「病院の制約を超え、子供たちが自由に遊び、成長できる場所が必要です」と強調します。

現在、宮城県内での施設設立に向けた活動は着実に進行しており、今年度中には認定NPO法人としての認定を受けることを目指しています。家族も子供たちも、安心して過ごせる場所を求めており、そのニーズは高まっています。

この活動が成功すれば、病気を抱える子供たちにとって、心の支えとなる場所が生まれることになります。彼らの未来に希望をもたらすため、地域の支援が不可欠です。全国に広がるこの取り組みが、さらなる支援を呼びかけています。

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