嵐の二宮和也さんが、ついにジャニーズ事務所の故ジャニー北川氏に対する性加害問題について言及しました。彼の42歳の誕生日である17日、初の新書を発表する際、長年の担当編集者とのインタビューで「一番会って見たい人はジャニー氏」と語り、彼が引き起こした一連の問題について精神誠意の謝罪を求める発言が飛び出しました。
二宮さんは、ジャニー氏が「事務所を作った人間でもあるが、壊した人間でもある」と指摘し、彼の行動が自身や多くのタレントに影響を与えたと強調しました。「あの人が人様に迷惑をかけずに生活してくれていれば、僕がこういう道をたどることもなかった」と語る二宮さんの言葉には、深い苦悩と怒りがにじみ出ています。
この発言は、ファンやメディアの間で大きな波紋を呼んでいます。特に、ジャニー氏の存在があったからこそ、嵐がここまで成長したという複雑な感情が交錯しています。「生きている時に言えなかったことを今さら言うのは虫が良すぎる」との批判も上がっており、彼の発言がどのように受け止められるか注目が集まっています。
二宮さんの言葉は、ジャニーズ事務所の過去の影の部分を照らし出すものであり、業界全体に衝撃を与える可能性があります。彼の発言は、ただの告発にとどまらず、ジャニーズの未来をも揺るがす重要な一歩となるでしょう。今後の展開から目が離せません。