富士テレビでの内部問題が深刻化しています。19年入社の若手アナウンサーたちが続々と職を失う中、局内では「犯罪者がいる」との不安が広がっています。特に、佐々木恭子アナに対する圧力が強まっているとされ、彼女に関わった社員たちへの風当たりも厳しくなっています。

17日、富士テレビの社長・港高一氏が開いた定例会見では、タレント中井正弘氏に関する女性トラブルについて説明が行われました。社長は謝罪を述べ、社内の調査委員会を設置する意向を示しましたが、問題の核心には触れられませんでした。このトラブルは、昨年6月に発生したもので、関与した社員たちの責任が問われています。

文春オンラインが報じた内容によると、中井氏が関与した飲み会に参加した愛子アナが新たな被害者として告発しました。この飲み会は富士テレビの中島編成部長が主催したもので、社内での情報漏洩が疑われています。局内では、情報をリークしたアナウンサーの特定を巡る疑心暗鬼が広がり、若手社員は厳しい視線にさらされています。

特に、19年から21年に入社した新人アナウンサーたちは、佐々木アナを攻撃した「裏切り者」として扱われており、社内の雰囲気は悪化しています。港社長は「社員を守る」とのメッセージを発信しましたが、若手社員たちは冷ややかに受け止めています。局内では、さらなる情報漏洩を防ぐために厳しい取り締まりが行われる模様です。

この状況により、若手アナウンサーたちは他局への移籍を検討する動きも見られ、富士テレビの内部問題はますます注目を集めています。社内でのトラウマが続く中、今後の展開が気になるところです。