「ご苦労や努力に思いを寄せつつ…」天皇皇后両陛下が阪神・淡路大震災の追悼式典出席へ 即位後は“初”

Thumbnail

天皇皇后両陛下が、阪神・淡路大震災の追悼式典に出席することが決定しました。これは、両陛下の即位後初の参加となり、震災から30年の節目にあたる重要な出来事です。神戸市では、午前5時46分に震災の発生時刻に合わせて黙祷が捧げられ、各地で追悼行事が行われています。

両陛下は、被災地の支援に尽力する人々との交流を図り、特に震災の経験を受け継ぐ高校生との対話を重視しています。「世代間の交流はとても大切なことです」と陛下は述べ、未来に向けた思いを語りました。式典では、黙祷の後に陛下が心のこもったお言葉を述べる予定です。

神戸市では、震災後に生まれた世代が全人口の1/4を占めており、記憶と教訓をどのように次世代に伝えていくかが問われています。両陛下のご出席は、過去の苦労や努力を思い起こさせ、命を守るための重要なメッセージとなるでしょう。

この式典は、震災の教訓を風化させないための大切な機会です。両陛下の参加を通じて、さらなる支援の輪が広がることが期待されます。日本全体が心を一つにして、過去の悲劇を忘れず、未来へとつなげていくことが求められています。

Related Posts