中居正広「破産は嫌なんだよ」

元SMAPの中居正広(52)が、フジテレビとの対立に関する新たな展開を迎えている。5月12日、中居側の代理人弁護士が「暴力的または強制的な行為の実態は確認されなかった」と主張。しかし、フジテレビの第三者委員会はその判断を適切とし、対話を打ち切った。

中居側は、「騙し打ちだ」と反発し、証拠開示を要求。しかし、委員会は二次被害防止を理由にこれを拒否。関係者は「過去の嫌な思いがフラッシュバックする」と心境を語り、事態はさらに深刻化する可能性が高まっている。

一方、フジメディアホールディングスは2011億円の最終赤字を計上し、CMスポンサーの撤退が影響を及ぼしている。中居に対する損害賠償請求の噂も浮上し、株主からは233億円の損害賠償を求める訴訟が提起されている。これにより、フジテレビの経営正常化への圧力が強まっており、中居に対する二重の賠償請求が実現すれば、彼の資産に深刻な影響を及ぼす懸念が広がっている。

「破産は嫌なんだべ」という中居の発言が示すように、彼自身も事態の長期化を見越している。業界内での影響力を誇示していた中居が、これほどまでに厳しい状況に追い込まれるとは予想外だ。自身の言動が訴訟の原因となり、今後の展開が注目される。彼の未来は暗雲に包まれており、果たしてどのようにこの危機を乗り越えるのか、目が離せない。

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