池波志乃さんが、夫・中尾彬さんの死後、重度の鬱病に苦しみ、なんと10キロも激痩せした姿が明らかになりました。彼女は、夫の遺言に従い、延命治療を拒否し、静かに彼の最後を見守ったと語っています。中尾さんが81歳で亡くなったのは5月16日。池波さんは、彼との46年にわたる結婚生活を振り返りながら、夫の死による深い喪失感を吐露しました。
池波さんは、東京ビッグサイトで行われたトークイベントに初めて参加し、心の内を明かしました。「中尾さんがいなくなってから、何も食べたくなくて、10キロ以上痩せてしまった」と語る彼女の言葉には、痛ましいほどの悲しみが滲んでいます。夫の料理ノートを見返しながら、再び料理を作ることに挑戦しているものの、孤独感は消えないと明かしました。
また、中尾さんの遺産についても触れ、前妻・茅島成美との子供にも授けられたことが報じられました。池波さんは、夫が残した言葉を胸に、女優としての復帰を目指す意向を示しつつ、「これからどう生きていくか模索中」と語りました。
彼女の心の葛藤とともに、夫の死に対する深い愛情が伝わってきます。池波さんの今後の活動に注目が集まる中、彼女がどのように新たな人生を切り開いていくのか、目が離せません。