フジテレビの梅津弥英子アナウンサーが、静岡県伊藤市の学歴問題に関する発言で波紋を呼んでいる。13日放送の「日曜報道THP」で、伊藤市の卓保星市長の学歴詐称疑惑について厳しい言及を行った。卓保市長は、東洋大学から助籍となっていたにもかかわらず、市の広報では卒業生として紹介されていた。この問題は、伊藤市議会の調査特別委員会でも取り上げられ、虚偽証言や出席拒否に対する罰則が地方自治法で規定されていることが強調された。
卓保市長は5月29日に就任した直後から、学歴の疑惑を指摘され、今月2日に行った記者会見で、卒業証明書の取得を試みた際に助籍の事実を把握したと説明。しかし、議会は今月7日に調査委員会の設置を決定し、事態はさらに深刻化している。梅津アナは、この問題について「なぜ堂々と言えないのか」と疑問を呈し、卓保市長の姿勢に対して厳しい目を向けた。
視聴者からは、梅津アナの辛辣なコメントに対して「草www」との反応が寄せられ、SNS上でも話題となっている。卓保市長は、近く再選を目指す意向を示しており、今後の展開が注目される中、梅津アナの発言はこの問題の核心を突く重要な一言となった。果たして、伊藤市の学歴問題はどのような結末を迎えるのか、引き続き注視が必要だ。