日本の声優界に衝撃が走った。人気声優の桜井友さんが、2025年8月13日午前0時40分、東京都内の病院で亡くなった。享年53歳。彼は2023年8月に水道癌と診断され、余命1年と宣告されていたが、最後まで闘病を続けていた。抗がん剤治療や放射線治療に挑み、ファンに元気な姿を見せるために2025年8月17日にライブイベントを予定していた矢先の急逝だった。
桜井さんの死去に対し、同業者やファンからの悲しみの声が相次いでいる。千葉繁さんは「驚きと無念の思いでいっぱいです」とコメントし、白石稔さんは「彼との思い出が胸に残ります」と追悼の意を表した。SNS上でも「信じられない」「涙が止まらない」といった反響が広がり、桜井さんがいかに多くの人々に愛されていたかが浮き彫りになっている。
桜井さんは1994年の『マクロス7』で声優デビューし、その後も『セイントテール』や『ルローニ剣心』など数々の人気キャラクターを演じてきた。彼の声は多くのアニメファンにとって、子供時代の記憶と結びついている。彼の死は、ただの一人の声優の喪失に留まらず、アニメ界全体の喪失でもある。
一方で、桜井さんの死因を巡る不確かな噂も広がっており、多くのファンが「デマを広めないでほしい」と冷静な呼びかけを行っている。彼の死は多くの人にとって衝撃的な出来事であり、悲しみの中で冷静さを保つことが求められている。
桜井友さんの声は、これからも多くの人々の心に生き続ける。彼の残した作品や思い出は、決して色あせることはないだろう。心よりご冥福をお祈りいたします。